イギリスに来て一ヶ月経ち初日を振り返る

あっという間に、いやでもまだ一ヶ月、この感覚を言語化することは正直難しいです。

ただ言えること、それは時間の流れが日本にいた時と確実に違うということです。


この一ヶ月、あるご家族の元でホームステイをさせていただきました。

家に帰れば必ず誰かがいて、今日は何した?どんなところへ行って来たの?と会話が始まり、温かいご飯やお茶が提供される、そんな環境でお世話になっていました。


イギリスに来るまで正直なところホームステイにあまり期待していなかったんです。(以前のホームステイ経験があまりいい思い出ではなかったため)

ですが空港で「ヒースロー空港に着いたからこれからお家に向かいます!」と、

恐らく間違った文法のヘンテコな英語で電話した時点で、これはかなりいいご家族に出会えたのでは!?という期待を持たせてくれるようなママのウェルカム感たっぷりの元気な声色に、とても安心したことを覚えています。


タクシーを使わず公共交通機関のみで、初のイギリスの街を移動しました。が、今思えばかなり無謀な挑戦でした。

日本では東京に住んでいたので、駅にエスカレーターやエレベーターがあることは当たり前の環境でした。

しかしここはイギリス、ロンドンであってもエレベーターやエスカレーターのない駅がまだまだ多いのです。

パディントン駅で地下鉄に乗り換えする際に階段しかなく、大荷物の私はしばし呆然としました。

これ、一人で降ろすの、、、?

すると一人の女性と1組のカップルが声をかけてくれ、下まで一緒に降ろしてくれたのです。

感謝感激雨あられ。

こうスマートに人助けを買って出られる大人のかっこよさを、異国で知ることになるとは、、、全くの予想外でした。


そして無事TUBEと呼ばれる地下鉄のホームへ降り立ち、電車を待ちます。

電車が来たので乗り込もうとしたその時、違和感が。

ホームと電車の高さが全然違う!!?!?!??スムーズにスーツケースを乗せられないではないか!!?!?!?

駅によって、乗り込む位置によっても違うと思うのですが、この段差が15cm以上ある(階段一段もしくはそれ以上くらいの高低差、、)駅はざらではないかと思います。

地下鉄に乗っていると『Mind the GAP』というアナウンスが聞こえてきます。

意味は隙間に注意!だそうなのですが、私に言わせれば段差に注意!の方が正しいと思います。


ほんとイギリスに初めて行くなんて方にはぜひ知っておいてもらいたいです。

大きく重たいスーツケース持っての電車移動はお勧めいたしません!!笑高くてもタクシーを使ってください、、、!!


そして地下鉄では全く電波が入らないことにも注意が必要です。

駅構内、電車内ではスマホの操作がききません。

紙の本で読書をしている人が多い印象です。(対照的にOvergroundという地上を走る電車ではwifiが飛んでおり感動しました。)


最寄りの駅に着き、とんでもない段差の電車とホームに四苦八苦しながらも、なんとかホームに降り立つことができました。


そして最大の難関、最寄り駅構内の階段との戦い。

スーツケース、ケースに乗せていた大きめのカバン、背負っているリュック。

総重量40kgは超えるであろう荷物を一人で持ち上げ続け、やっとの思いで改札に着いた時、私は心身ともに疲弊し涙が出そうになりました。


あとは地上を行くだけです。

しかし石畳の道にスーツケースの車輪がはばかれ、疲弊しきった私の腕力では思うように歩が進まず、本来5分くらいで着くはずの道を倍以上の時間をかけてしまいました。


ここがお世話になるお家か、、、!

ついに、ついに到着したのです。

ここまで来るのにどれだけの人にお世話になったことか、、、

日本の自宅から母、妹とともにタクシーに乗り、電車で移動、降りる駅間違えて国内便の方に行ってしまったり、国際便のところまで着いた後も荷物の重量が超えてることが発覚し、新しくスーツケースを買うのかどうするのか走り回りました。

結局持参していたバッグがあったことを思い出し、空港でスーツケースを開き荷物を入れ直しました。(恥ずかしい)

荷物を預ける時もCAさんにご迷惑をおかけし、しかしCAさんの配慮でなんとか預け入れることができました。

そして家族で最後のお茶とスープを囲み、搭乗口へ。


久々の長時間のフライト、今回は初のトランジットに挑戦しました。

イスタンブールで二時間ステイする必要があったのですが、特に何もせずずっと空港内を歩き回っていました。

そしてヒースロー行きの飛行機に乗り込みました。

なぜかマレーシア人家族(ママと息子)に挟まれる座席で、ママの着ていたTシャツに「日光」と書いてあり、行ったことあるのですか?と聞いてみたら、その通り行った時に購入したと言っていて、和みました。

このママ頭上の荷物入れから私の重たい荷物降ろしてくれたり、ティッシュを分けてくれたりと、とても親切でした。


そして最初の空港に着いたところに繋がります。


ここで暮らせていること、決して一人の力ではないです。エージェントさんの力もたくさん借りました。


平日は学校に通い、なるべく毎日どこかへ行くようにしています。

お金のことや今後の不安はもちろんあるのですが、この一ヶ月はイギリスでの生活に慣れること、英語を話すこと、聞くことに慣れること、それ以上は望まずに過ごしてみました。


勉強量はちっとも足りてない自覚しかありません。


明日は引っ越しです。

今のお部屋より広く、勉強机もあります。(なんと今はない)

今より良い環境のお部屋に住めるのだから、気持ちを切り替えてやっていこうと思います。

学校も後残り5ヶ月しかない、ということです。


日々確実に残り日数は減っているんだ、ということを忘れずに過ごしていこうと思います。


何かを続けることの難しさと尊さ

生存確認ブログのはずが、全員忙殺されていて全く更新できていなかったことを謝罪します。

ご無沙汰しています。妹です。

なんと来週の金曜日、数ヶ月ぶりにタモリ倶楽部の大人気コーナー

「空耳アワー」が復活するそうじゃないですか!!!!!!!!

しばらくコーナー自体がお休みで毎週録画OFFにしてましたが、

絶対に見逃したくないので今夜から毎週録画復活決定です!!!

復活空耳はどんな内容なんだろう・・・・

楽しみすぎて放送まで不眠症になっちゃう・・・

ちなみに私が好きな空耳は数多くありますが、

DEVOのCome back Joneeの「ゆかり ごめんちゃい」

「ハハハハハハハハ 言われてみると良い子ですね」

『「何点?」「満点!」「一応13点」』

アリアナ・グランデのDangerous Womanの

「あたしの好きな杉の間でドンチャンしたっぽい」

Rage Against The MachineのKilling In The Nameの

「ナゲット割って父ちゃん どうすんだーい!」

この辺が好きですね。

Rage Against The Machineは空耳グランプリ3連覇してたことを今知って爆笑しましたwww

一時期ハマりすぎて永遠にYouTubeで空耳アワーを見まくってたので、

いろんな時代の空耳が頭にこびりついてます。

遡ってみたら2007年から空耳アワー見てたらしいです。

意外と昔で時の流れの速さを実感しました。

以上、自分の人生の目標は空耳アワー(さりげないワンコーナーだけど、インパクトがあって長く愛される存在)みたいになることと密かに思っている妹でした。

 イギリスと日本の生理にまつわる話

イギリスの生理用品

イギリスに引っ越してきてどうしようかと思っていたのが生理用品選びです。

女性として生まれてきたら避けることのできないイベント、どう乗り切るか、、、とかなりいろんな場所を探し回りました。

日本ではオーガニックコットン100%のものを好んで使っていたので、科学的な吸収剤の入ったナプキンは使いたくないと思っていたので、必死に歩き回って探しました笑


日本でも販売されているナトラケアをご存知でしょうか?

おそらくコスメキッチンやアマゾンでなら見つけることができます。

オーガニックコットン100%はもちろん、肌に触れるトップシート、吸収剤、漏れ防止シートにも植物素材を使用しているとのことで、こだわりと女性の生理時の不快さを軽減したいという情熱も感じます。

こちらのブランドは1989年にイギリスで誕生したそうです。が、こちらをイギリスで販売してるお店、1店舗しか見つけられていません、、、

何店舗も見て回ったBoots(イギリスのマツキヨ的存在)には、他メーカーのものは充実してるのですが、ナトラケアを見つけられたことはなく、、、

唯一見つけたお店が、現在住んでいるお家から少し離れたところにある、小さな薬局でした。

しかも数種類(昼用、夜用等)取り扱いがありました。見つけた時は本当に嬉しかったです。涙、、、


実際使ってみての感想は、昼用に関してはコスパを求めて値段安めでたくさん入ってるものを選んだ結果、

羽なしを買わざるを得なかったのですが、品質として申し分ありません。

ふわっとしたつけ心地、経血を吸収した後も冷たくなりにくい、ということ、

環境への配慮なのか個包装されていない(種類によります、私が購入した昼用は個包装されてませんでしたが、夜用は個包装されてました。)ことに驚き、私は感心しました。


デメリットをいうなら、羽なしはやはり多少ずれるときがあること、(羽つきもあるのでそれを選べば問題なしです。夜用は羽根つきを購入しとても快適でした。)

人によっては個包装されてないことが不便と感じる方もいらっしゃること、でしょうか。


他メーカーのものも使ってみようと思い、alwaysというメーカーのものも購入し使用いてみました。

こちらは羽つきの昼用です。日本の昼用よりも縦に長く安心感がありました。

ただこちらは化学繊維を使用してるもので、残念なことに経血を吸収すると、肌にナプキンがひっつく感じがして個人的には不快でした。

今回使用したナプキンの値段

  • ナトラケア ultra extra pads with wing 10枚 £2.75
  • ナトラケア maxi pads without wing 14枚 £2.30
  • always classic 10枚入 £1.00


化繊でもいいぜ!ということであれば、日本よりかなりお安い、、、

しかもイギリスでは生理用品は軽減税率の対象となっており、通常20%の税金は5%です。

そして学校では生理用品が無料で配布されているという話も聞きました。

聞いているか、日本よ、、、世界にはこんなに生理に寄り添ってくれる政府があることを、、、

Bootsを巡ってよく目についた生理にまつわる商品たち

  • always(化学繊維)
  • bodyform(化学繊維)
  • 月経カップ(プラスチック)
  • タンポン(オーガニックコットン、化繊共に充実)
  • 生理痛鎮痛剤イブプロフェン16錠(一度に1,もしくは2錠服用)50ペンス日本円換算68円(£1/136円のレートで計算)数年前は30ペンスだったという話も聞きました。

が、それでもとんでもなく安いですよね。


日本の鎮痛剤と比べると、バファリンルナでは20錠で650円だったので、ゼロ一個違うレベルの違いがありました。


緊急避妊薬に関してもイギリスでは無料で処方してもらうことが可能です。

日本では今まさに政府が検討している段階ですよね。

遅れている、確実に、、、

今度こそは確実に前進しなければいけないし、実現するよう国民が監視し、

不当に検討が見送られるなんてことがないようにしなければ、いつまで経っても女性の人権は脅かされるばかりです。


日本もイギリスを見習って、少しずつでも構わないから、もっと生きやすい国になって欲しいですよね。

きっとイギリスだっていきなりこうなった訳ではないはずだと思うので、国会に出席されるような方々にはぜひお勉強していただきたいですし、軽減税率なり、無料配布なり実現させるくらいの気概が欲しいものです。


そして私たちにできることは、声を上げ続けることをやめないこと、選挙に行って民意を示すこと、でしょうか。


それではまた次の日記でお会いしましょう。